世界一初恋

原作中村春菊
監督今千秋
プロデューサー小林潤香、松木あい(第2期)
福田順、藤田敏、青木絵理子
シリーズ構成中瀬理香
キャラクターデザイン菊地洋子
音楽安瀬聖
音楽制作ランティス
アニメーション制作Studio DEEN
制作世界一くらぶ!!(安田猛、武智恒雄、土橋哲也、高野宏明、野口和紀、平田哲)
放送期間第1期:2011年4月 – 6月
第2期:2011年10月 – 12月
話数第1期:全12話
第2期:全12話

概要

2011年4月から6月にテレ玉を中心とした独立UHF局で放送された1期『世界一初恋』および、2期『世界一初恋2』は中村春菊&藤崎都による小説・漫画『世界一初恋』を原作としたアニメ。原作では、小説を藤崎都、漫画を中村春菊が担当し、KADOKAWA発行の「The Ruby」、「CIEL」において現在連載中である。

設定などは既に発売されている『純情ロマンチカ』、2008年において放送された同名の『純情ロマンチカ』と設定が一部リンクする場面がある。公式では、事前に『純情ロマンチカ』を読んだり見たりしていなくとも、『世界一初恋』シリーズは楽しめるとしているが、実際のところ、『純情ロマンチカ』シリーズを事前に読み込むことにより、『世界一初恋』について理解が深まるものと思われる。

シリーズの特徴として原作ではカップリング(付き合っている2人のこと)ごとにサブタイトルがついており、「小野寺律の場合」「吉野千秋の場合」「木佐翔太の場合」「横澤隆史の場合」の4つから構成されている。

言うまでもなく典型的なBLアニメ。BLとは「Boys Love」の略であり、日本語に直すと「少年愛」となる。一般的なBLとは、男同士の恋愛を描いた作品を示しており、本作品も男同士が恋愛的に絡み合うBLアニメである。同性愛に関して理解がない者および抵抗がない者が誤って『世界一初恋』を観た際に不快感を催してしまう場合もあるが、公共の電波を利用して放送している以上、原作では描かれていた18歳以下はお断り!な表現も少なく、BLに興味があるのだけれど、何から見ようという方には、スムーズにBLの世界へ連れて行ってくれる作品の一つであると考えられる。

ストーリー(第1期)

コネ入社と言われるのが嫌で親の経営している出版社を辞め、同業他社の出版社・丸川書店に転職した小野寺律。当初、文芸書を扱う部署を希望していたが、配属されたのは、興味も経験も全くない少女漫画を扱う編集部だった。おまけに、横暴な編集長・高野政宗の第一印象は最悪であった。

訳あって「二度と恋なんかしない」と決めている律は、恋愛漫画の担当なんて…と途方に暮れる。おまけに傲慢で横暴な編集長・高野政宗が、なんと律の「初恋の人」だと判明する。

ストーリー(第2期)

出版社・丸川書店のエメラルド編集部で、少女漫画編集者として働く小野寺律の上司は、「初恋の人」でもある編集長・高野政宗。高野に反発しながらも新しく任された雑誌の進行係の仕事に四苦八苦する律だったが、運悪く高野と高野の友人でもある営業部の横澤が一緒にいるところに遭遇してしまった律は、横澤から高野の誕生日を聞かされた。

また「吉川千春」のペンネームで活躍する超売れっ子少女漫画家の吉野千秋の担当編集は、幼馴染みでもあるエメラルド編集部副編集長の羽鳥芳雪。原稿の締め切りに追われる吉野だったが、友人でありアシスタントチーフでもある柳瀬優は、ある一件以来お互いに気まずくなってしまっていて今回は不在でどうなってしまうのだろうか。

用語など

丸川書店
都内の一流出版社。ジャンルは文芸、少年・少女漫画、青年漫画、BL、ライトノベルなど幅広く、『純情ロマンチカ』に登場する宇佐見秋彦がデビューした会社。伊集院響や秋川弥生、角遼一なども出版している。2階は制作部と文芸営業部、3階は文芸編集部・漫画営業部・喫煙室、4階はエメラルド編集部・サファイア編集部、5階はジャプン編集部である。車での通勤は原則禁止されている。モデルは角川書店。

エメラルド編集部
丸川書店の少女漫画編集部であり、通称「乙女部」または「エメ編」。少女マンガを扱いながらも編集者は全員男性という。単行本・雑誌の製作は20日周期で行っている。高野政宗が来るまでは業績不振だったが、現在社内でもトップクラスの売上を誇っている。

小野寺出版
小野寺律の父親が経営している大手出版社。

パンダウェイ
高校生時代に律が政宗と一緒に生まれて初めて食事したファーストフード店。モデルはサブウェイ。

集談社
丸川とはライバル関係にある出版社にして、政宗が以前いた会社。アースは週刊少年漫画雑誌。

K医科大学付属病院
このシリーズでの登場人物に何かが起こったとき、真っ先に運ばれる病院(トリが入院した時は不明)。モデルは慶応大学病院。

帝都ホテル
このシリーズと『純情ロマンチカ』シリーズにおいて、おめでたい行事を開催する(お約束の)場所。モデルは帝国ホテル。

登場キャラクター

  • 小野寺律(CV.近藤隆)

    エメラルド編集部の編集者。高校生の時、3年間片想いしていた嵯峨政宗に告白して付き合うが、勘違いから一方的に別れ、その後海外へ留学した。
    転属してから半年後、政宗に対する恋心を再自覚。杏を妹として大切に思い、隆史には嫉妬していた。
    基本的には直球で、有言実行タイプ。酒癖が悪く、からみ酒でグチ派の挙句、飲んでいた間の出来事を全く覚えていない。動物が苦手。家事は(一応)できるが、慣れていない。

  • 高野政宗(CV.小西克幸)

    旧姓・嵯峨。エメラルド編集部の編集長。一之瀬絵梨佳の担当。トリの直属の上司。小野寺律とはマンションが同じで隣室。
    傲慢不遜かつ、エメラルド編集部の体制を1年で立て直した有能編集者。仕事に関しては鬼のように厳しいが律には甘い。
    律とは高校時代に付き合っていたが、誤解が元で破局。大学時代に隆史と勢いで何度か関係を持ったが清算。高校時代に律と別れてからの10年間彼のことを忘れられず、再会後は強引に迫った。

  • 吉野千秋 / 吉川千春(CV.立花慎之介)

    累計売上1000万部を誇る人気漫画家。大学時代にデビュー。表向きには男であることを隠していて、デッド入稿の常習者。
    トリとは28年間ずっと一緒な幼馴染みだったが、徐々に彼を意識し始める。
    思い込みが激しく、人見知りな性格。普段の生活はだらしないが、仕事熱心である。空気が読めなく天然な反面、いざという時には敏感。

  • 羽鳥芳雪(CV.中村悠一)

    エメラルド編集部の副編集長で、吉川千春の担当。通称トリ。
    世話好きかつ生真面目な性格で料理上手。優とは犬猿の仲。女性作家達(特に絵梨佳様)から気に入られている。 千秋とは実家が隣同士の幼馴染みで、恋人同士(現在通い同棲中)。

  • 柳瀬優(CV.神谷浩史)

    吉川千春のチーフアシスタント。漫画家のプロアシスタントであり、本来は少年漫画を担当。
    高い技術を持つため、いつもあちこちに引っ張りだこだが、常に千秋のアシスタントを最優先にしている。
    中学1年生の秋、隣席になった千秋に教科書を見せてもらって以来、彼が好き。トリとは初対面の頃から犬猿の仲。

  • 横澤隆史(CV.堀内賢雄)

    仕事をきっちりこなす、強面な営業社員。異名は暴れグマ。政宗とは大学の同級生兼親友であり、勢いで何度か関係を持っていた。
    面倒見が良く、子供と動物からは懐かれている。 政宗に振られたその日の晩、自棄酒を呷っていた時に桐嶋禅と出会い、徐々に彼を意識するようになった。
    現在、桐嶋禅の娘・ひよの子守りを名目に、桐嶋家に通っている。

  • 木佐翔太(CV.岡本信彦)

    エメラルド編集部の編集者。木原ナツ・森本カナ・水嶋陽子などを担当している。小柄で、高校生っぽい童顔。律とは席が隣同士。
    編集部ではノリのいいムードメーカー的な存在だが、本来少々ネガティブで自分に自信がない。隆史が苦手。
    もともと、ゲイのうえ面食い。皇と付き合う前は行きずり関係を繰り返していた。

  • 雪名皇(CV.前野智昭)

    北海道札幌市生まれの次男。ブックスまりもでバイトをしているT芸術大学美術学部絵画科油絵専攻の3年生。
    女性からは非常に人気があり、まるで王子様のような風貌。趣味は絵描き、読書、展覧会巡り。
    実は少女漫画好き。翔太とは恋人同士。

  • 美濃奏(CV.緑川光)

    エメラルド編集部の編集者。
    周期明けとその前の差が激しいが、どんな時でも笑顔を絶やさない。怒らせてはいけない男(政宗談)。

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