SKET DANCE

原作 | 篠原健太 |
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監督 | 川口敬一郎 |
シリーズ構成 | 猪爪慎一 |
キャラクターデザイン | 中武学 |
音楽 | 鳴瀬シュウヘイ |
アニメーション制作 | タツノコプロ |
制作 | テレビ東京、電通、タツノコプロ |
放送期間 | 2011年4月 – 2012年9月 |
話数 | 全77話 |
概要
『SKET DANCE』は同名漫画『SKET DANCE』を原作としたアニメ。『SKET DANCE』は2011年4月からテレビ東京系列全国ネットにて放送された。当初は1年間の放送予定だったが、都合により半年延長された。
内容は8割コメディ・2割シリアスな物語で、コメディパートでは怒涛の勢いでボケにボケを重ねgdgdな展開を見せるのが特徴。事件風の推理もの、青春もの、SFもの、変な作中作品のHow Toネタ、異世界番外編等と話の幅が極度に広い。「まったり」と言いながらも、たまに行うシリアスパートでは異様に重い話が展開されることもある。
原作でthe pillowsの演奏シーンが登場したことから、アニメではthe pillowsの楽曲が主題歌に採用されている。
ちなみに、作品題名のSKETは「Support Kindness Encouragement Team」の頭文字をとっている。
あらすじ
開盟学園高等学校・学園生活支援部、通称「スケット団」は、学園の生徒が楽しい学校生活を送れるように、相談事やトラブルの解決など、人助けに取り組んでいる頼れる学園のサポーター集団。と言うのは建前だけで、実際は学園の便利屋扱い。落し物を探したり、裏庭を掃除したり、時には依頼もなく部室で折り紙をしたり。
部員は、お調子者だけどやる時はやるリーダー「ボッスン」、元不良の武闘派ヤンキー娘「ヒメコ」、クールな情報屋「スイッチ」の3人。そんなスケット団のもとに、今日もヘンテコな依頼人からのヘンテコな依頼が舞い込んで来たり、来なかったり。スケット団は、時に真面目に、時にバカバカしく、グダグダだけど熱い活動を送っている。
エピソード
視聴者からは、作品が「何でも屋」や「基本的に1話で完結」「パロディネタをよく入れる」「時々真面目」のことから、『銀魂』のパクリではないかと指摘されている。
まさかのアニメ26話では、制作会社の枠を超えて同じ週刊少年ジャンプ連載の『銀魂』とコラボレーションを果たした。作中では、『SKET DANCE』を “劣化版銀魂” と称したり、SKET DANCEの登場人物が共通の中の人が出演する銀魂のキャラクターのコスプレをしたり、公式はやりたい放題。2chの関連スレが通常時の2倍程度伸びるなど、視聴者からの反応も上々だったという。
また、『シュタインズゲート』の椎名まゆりの「トゥットゥルー♪」なネタを扱ったり、SKET DANCEはパロディが目立つ作品である。
31話では、『バクマン。』のヒロインである亜豆美保が声優としてゲストキャラの小倉メグミ役を演じるという形式のコラボを実施。『バクマン。』の世界では『SKET DANCE』のアニメが放送されている関係となっており、『バクマン。』作中において、SKET DANCEが実際に使用されていることを確認できる。
用語など
開盟学園ボッスン達の通う私立の高等学校。元々は規則や服装に厳しい学校であったが、安形が生徒会執行部会長に着任して以降、生徒の自主性を重視するように校則を変えるなど校風が大幅に変わった。制服はブレザーだが、着回しのバリエーションは多く、着方は各生徒が自由に着ている。カバンは学校指定の物を使うが、基本的に自由である。部活動も盛んだが、自由な校風であるために、意味不明な部(現代社会リアクション研究部、離島生活自給自足部など)を作ろうとする者が多い。さらに安形がそれらを安易に認可し続けたため、現在は、椿を主体として生徒会が部活動の整理に奔走している(スケット団も廃部にされそうになった)。
焼却炉の幽霊第5話で放送された開盟学園の七不思議の1つ。「10年前、男子生徒が受験ノイローゼで校舎から飛び降り、朦朧とした意識のまま焼却炉まで歩き、息を引き取った。その日以来、焼却炉前の花壇に男子生徒の霊が現れる。」という内容だが、実際は男子生徒が飛び降り自殺をした際、雪がクッションになり、大怪我をしただけで済んだ。小説版1巻で七不思議は生徒に危ない目に遭わせないようにと、校務員の吉村が作った警告だったことが発覚した。
蜘蛛の会草部が中心となる開盟学園の闇の組織。女子生徒の弱みを握っては猥褻な行為を行うという卑劣な行いを繰り返していた。被害生徒が名乗り出ないためにその存在自体都市伝説となりかけていたが、生徒会執行部により暴かれ解散となった。その後事件は学園新聞の一面を飾り、漫画家の檜原が取材に訪れた。
カイメイ・ロック・フェスティバル先代校長の個人的な趣味で創設された、開盟学園独自の行事。生徒の有志で結成されたバンド数組で行うコンテスト形式のライブイベント。伝統として、優勝したメンバーはヒーローとして称えられる。昨年はエントリーが少なかったことで中止となったため、ボッスンはその存在を知らなかった。スケット団の面々も、それぞれ、ヒメコは矢場沢さんから、ヤバサワブックスのギター担当に。スイッチは小田倉から、ch-ch(チャンネル‐チャンネル)の(指)ドラム担当に。ボッスンはSEIJI(セイジ)から、スケットボンバーズのベース担当に誘いを受け、フェスに参加することになる。
しかし、それぞれインフルエンザや音楽の方向性、SEIJIの右腕骨折により出場辞退、および解散した。その後、スケット団の3人は「The Sketchbook(ザ スケッチブック)」というバンド名で参加した。その結果、ダンテ率いる「JardiN(ジャルダン)」が優勝、生徒会執行部の「ザ・生徒会バンド」が準優勝、そして「The Sketchbook」がベストソング賞を獲得した。なお、このエピソードは週刊少年ジャンプ読者が選ぶ人気エピソードで1位になった。
ちなみに、劇中のクライマックスではthe pillowsの「Funny Bunny」のフルの演奏シーンが描かれ、雑誌掲載後、普段スケット・ダンスを読んでいない人からも、大きな反響があったという。実際にthe pillowsサイドからも連絡が入り、後に作者はライブに招かれ、ボーカル・山中さわおとも対面を果たした。それが縁で、フェス編が収録された単行本第6巻では、山中が帯文を担当している。また、アニメ化の際にもthe pillowsが音楽面で協力しており、アニメにおける見どころの一つといっても過言ではない。
田名部くん第51話でボッスンと椿が初めての共同作業として「祝!コーラス部全国高校合唱コンクール出場!!」という横断幕を作成しようとしたが、互いのミスによって「神!田名部くん絶賛コーラス部全(国)高(校)合(唱)コン(クール)出場」という横断幕を作成してしまった。ボッスンによると田名部くんはあふれだすカリスマ性があり、「神」と評されている。公式ファンブックによると3月23日生まれのB型という設定になっている。第二回人気投票では22位に選ばれた。
椿のダサTTシャツ作成キット「Tシャツゴッコ」を使って、椿が自らデザインした図案(主に漢字)をもとに作るTシャツ。このオリジナルTシャツ作成は椿の趣味である。今まで作ってきたものには「秩序」、ガチンコ・ビバゲー・バトル時の「粛正」、カイメイ・ロック・フェスティバル時の「転岩(ロックンロール)」、「堅固」「東京」「原宿」「海」「侍」「祭」「将軍」「魂」「風林火山」などがある。感想を求められてもリアクションによるため、なるべく触れたくないと思われている。ボッスンにセンスのいいTシャツ作りを習うが、結局はダサくなってしまう。
懲罰委員会重大な罪を犯した教師および生徒を秘密裏に審査し、処分を決定する組織。メンバーは理事長と校長、校外の有識者達の7人。全員お面をかぶっている。部室棟を焼失させたスケット団に対し退学処分を言い渡すが、今までスケット団に助けられた生徒や教師達の訴えを前に翻意する。その結果、スケット団に助けられた人達に免じて、スケット団に10時間の学内の奉仕活動を言い渡した。加藤が起こした新任教師(轡大二郎)拉致事件では、証拠となった動画と椿の計らいにより、轡を拉致した加藤と轡を殴ったボッスンを2週間の停学処分に、この事件の元凶となった轡を懲戒免職処分に処した。
スリングショットボッスンの武器。オモチャのパチンコと違い、本当に狩猟などにも使える本格的な武器。ゴムは強力で牽引力を安定させるためにリストロックで左腕を支える必要がある。ボッスンは殺傷能力を弱めるために柔らかいゴム弾を使用しているが、それでも顔に当たると気絶するほどの威力がある。さらに集中モードになることで、狭い隙間に弾を通すことや数十m先の目標に命中させることが可能になる。振蔵にフリスケを飲ませる他、城ヶ崎や館川高校の不良、ツネ率いる不良グループとの戦いで使用されている。
ホッケースティックヒメコの武器。フィールドホッケーで使用されるホッケースティック。ヒメコはブラストというメーカーのスティックを使用している。ヒメコは小学4年から高校1年の春まで「Valkyrie」と描かれたホッケースティックを使用していたが、キャプテンを誘拐しようとした不良との戦いで折れてしまった。その後、「Cyclone(サイクロン)」を手に入れ、高校2年の秋まで使用していたが、開盟学園の生徒を絡んだ不良との戦いで折れてしまった。新しいスティックを購入しようとホッケー専門店に向かい、店長になりすました強盗を捕まえた。本物の店長からそのお礼として「Flagrance(フレグランス)」を手に入れ、現在に至る。ちなみにヒメコは「Flagrance(=凶悪、悪妙高い)」を「Fragrance(=芳香、良い香り)」と勘違いし、「薫風丸」と名付けた。
スイッチのパソコンスイッチがいつも持ち歩いているノートパソコン。スイッチの弟・正文がパソコンで作成した音声合成ソフトが入っており、パソコンに文字を打ち込むと、その文字を喋ってくれる。ガチンコ・ビバゲー・バトルの3回戦ではパソコンに入力されている音を利用し、デージーを油断させた。壊れてしまうことがあるが、その際には自分で修理している。
ペロリポップキャンディ通称「ペロキャン」。ヒメコがいつも愛用している棒付きキャンディー。見た目は普通の飴だが、サバミソ味、しおから味など得体の知れない味ばかりで、常人が食べるとその瞬間嘔吐するほど不味い。ヒメコは普通に食べているが、キャプテンも「最初は食べられなかったが頑張って舐めているうちに食べられるようになった」と発言していることから、一度慣れるとハマってしまうということらしい。ヒメコは全種類の味を言える。たまにペロキャングッズ(包み紙と同デザインのタオルやマグカップ、マスコット「ペロリン」の人形)のプレゼントを企画していることがある。そのうち「ペロキャンタオル(ナス田楽味)」は、実際にジャンプショップにて公式グッズとして発売された。作者の篠原曰く、「普通に食べたら美味しいが、飴にしたら不味そうな物」をペロキャンの味のモチーフにしているとのこと。ヒメコがCMのイメージガールのオーディションを受けて合格し、CM撮影をしたが、訳が分からない出来になってしまった上に2回しか放送されなかった(ちなみに、付き添ったボッスンとスイッチはタヌキとウサギをやらされた)。
スイッチのボッスンスイッチが書いたボッスンの似顔絵。スイッチの発明や回想シーンの背景として描かれていることが多い。第一回人気投票ではキャラクター以外では最高となる5位に選ばれた。
ナックルパンチボッスンの必殺技。作者曰く「とにかく殴る技」。ただのパンチだが、相手を気絶させるほどの威力がある。戦いの時、「オレのナックルパンチが火を吹くぜ」と言っているが、ほとんど不発で終わっている。初めてこの技を出したのは高校2年の3学期であり、ヒメコとキリを侮辱した轡を殴り倒した。大阪旅行ではヒメコを誘拐し、傷つけたツネをパチンコで怯ませた隙にツネを打ち倒した。
椿エクスプロージョン椿の必殺技。左フックだが、大人一人を吹き飛ばすほどの威力がある。デージーを傷つけた薮田を一発で打ち倒した。カツアゲ犯にも使用。
館川高校作中で度々登場する高校の名称。通称 “タチ高” 。治安の悪さで名高く、常時不良が屯している。いくつかのグループがあり、ボスの薮田が不良達を束ねている。スケット団と生徒会執行部等が館川高校に関わる事が多く、ボッスンと椿の二人で開盟学園の生徒にカツアゲをした不良を阻止する他、椿がデージーを傷付けた薮田に立ち向かったり、キリと震平が椿と振蔵の仇を討つ等のエピソードがある。
ますらお幼稚園ヤバ沢の兄の所属する劇団が、毎年演劇を披露している幼稚園。劇団が事故に遭い公演出来なくなったため助けを求めてきたヤバ沢により、スケット団と生徒会との演劇対決に利用された。その後中馬が作った怪しげな薬で幼児化してしまった者のためにスイッチが予備のスモックとズボンを借りてきたことから、未だに交流は続いているようである。幼稚園教諭の兄がアニメ関係者だったため、百香が声優のオーディションに誘われる。アニメでは園長がワンシーンのみ登場しており、グラップラー刃牙の花山薫に酷似している。
2人はナーバス!子供向けの美少女アニメ。スイッチが言うには「その出来の良さから大ヒットした作品」らしいのだが、オープニングテーマから見ているといきなりナーバスな気持ちになってくる。ストーリーそのものもかなりナーバスである。ストーリーとしては2人の女性主人公である、婚約済のマリッジ・ブルーこと葵青子(あおい しょうこ)(声 – 氷上恭子)と、妊娠中のマタニティ・ブルーこと紺野藍(こんの あい)(声 – 今井由香)がお互いのこれからの人生について悩みながらも最終的に悪者を倒すという設定。話の9割がドラマ仕立てで放送時間は午後7時からである。シリーズ第2弾『No!ナーバス5』の声優オーディションでセクハラをしていた末益 荒志にヤンキー言葉で怒鳴っている百香を見ていた音響監督(声 – 酒巻光宏)が百香を声優に指名した(そのおかげでリバティ・真剣の声優へ指名されたので結果オーライと言える)。テーマソングの歌詞の9割方が「ナーバス」である。最近では『4人はナーバス!』というアニメになっており、サムシング・ブルーというキャラクターが登場している。
魔法のペテン師 リアリティ☆マジ子供向けの魔法少女アニメ。百香の声優特訓を行う際に『2人はナーバス!』と一緒に用いられた作品。魔法少女モノで「シニカルステッキ」というアイテムも登場するのだが、実際にはリアリティ☆マジ(声 – 佐倉綾音)が魔法は使うもトドメを刺す前に悪者から金銭を要求するというなかなか黒いストーリー。決め言葉は「土に埋まって星を見る?」。『No!ナーバス5』のオーディションを監督が見学していたことがきっかけで、シリーズ第2弾『リバティ☆真剣』の主演声優を百香が務めることになった。
魔法のヤンキー リバティ☆真剣マジシリーズ第2弾アニメ。上述の通り、主演声優は百香である。決め言葉は「自由を求めてマジ参上!!」。映画化もされ、それが小説版にて描かれている。
生徒会執行部だ!檜原円太が『週刊少年ジャンプ』で始めた新連載。モデルは開盟学園の生徒会執行部で、メインらしいキャラは椿似。『ジャンプ』の表紙には3人(椿・安形・丹生)しか描かれていなかったが、本編では5人とも登場しているらしい。
メランコリック・ランデヴー浪漫の投稿作。壊滅的な彼女の絵画センスはもちろん、投稿作にも関わらず自筆のアオリが付いていたり「つづく」になっていたり、少女漫画にありがちな1/4広告スペースで浪漫の本領を発揮しまくったエッセイを勝手に書いていたりと、ツッコミ所だらけである。(ちなみにアシスタントはボッスンが担当している。)
ビバゲーシティ携帯のSNSサイト。マイページやアバターの他、各種ミニゲームも用意されている。近々『生徒会執行部だ!』のゲームもリリースされる。アバターの体部品はかなりの数が用意されている。一部のアバターは有料制になっており、ビバゲー内の仮想通貨「ビバゴールド」で購入することが出来る。
ガチンコ・ビバゲー・バトルビバゲーシティが企画した、「ビバゲーシティのゲームを5人1組でリアルに対決する」という大会。『生徒会執行部だ!』のゲームリリース記念で『週刊少年ジャンプ』が取材に来ることになり生徒会執行部が出場することになった挙句、ヤバ沢の依頼(優勝商品で貰えるアバターの3の字口が欲しい)でスケット団も参加することになった。決勝戦でスケット団と生徒会執行部が対決し、3勝2敗で生徒会執行部が優勝した。ちなみにどちらとも「パチンコ・ビバリー・ボトル」と聞き間違えていた。対戦表に、北海道テレビ放送(HTB)の人気深夜番組『水曜どうでしょう』で知られるonちゃんと嬉野雅道の名前が出ている。アニメでは、ビバちゃん(声 – 佐藤利奈)とゲーちゃん(声 – 新井里美)というマスコットガールがいる。
Marronnier Mania (マロニエ マニア)「モイモイ」や「ムンムン」等の動物キャラクターが登場する作品。デージーやロマンは、この作品のぬいぐるみを集めている。専門ショップが存在しており、小説版2巻ではデージーがそのショップでバイトをしている。
Dream of Lieダンテの好きなヴィジュアル系バンド。バンド名の由来はその日本語訳である「偽りの夢」。このバンドのライヴチケットを落としスケット団に捜索を依頼したかったのだが、ダンテの性格ゆえ上手く伝えることが出来なかった。しかし、実は結構具体的に伝えていた。バンドに関する独特の用語が多数あるのが特徴で、ライヴのことを「晩餐会(バンケット)」、チケットのことを「翼」などと呼んでいる。
ポップマンボッスンとヒメコが子供の頃に見ていた番組。普段は頼りないが、いざとなったら助けに来てくれるヒーロー・ポップマンが活躍するストーリーになっている。ボッスンが身につけているキャップはポップマンのグッズであり、高校1年の頃にヒメコから貰った。ボッスンもポップマンのゴーグルを持っていたが、高校1年の時に不良との戦いで壊れてしまった。
超痩身スレンダー一部のディープなマニアの間でブレイク寸前と噂になっているヒーロー番組。悪役の「ダークサイダー」が出現した時にアンソニーと言う少年が「スレンダー」を呼びに行く設定になっている。登場人物はアンソニー以外名前の後ろに「~ダー」が付いている。ちなみにアンソニーは第二回人気投票で13位に選ばれた。
お助け組理事長と梅子、秀一が学生時代に結成した部活。落とし物探しや当時の校長の孫・進(ススム)の遊び相手など、部活内容はスケット団と似ているが、ススムの誘拐事件を解決し、「特別少年警察」に任命されたり、当時総理だったススムの父・良平(りょうへい)の依頼で某国からの侵略を防ぐ等の活躍を見せた。
丹生グループミモリンの実家が経営する会社。総資産額は5京円。ミモリンの祖父が会長であり、ミモリンの父・林太郎が社長を務める。一軒家より巨大なビルが玄関になっている。地下には街や畑、牧場やショッピングモールがあり、城のような自宅と使用人全員の庭付きの家が建っている。地下でも空があり、人工太陽と自動気象システムで管理している。車や馬車等が移動手段となっており、玄関からミモリンの自宅までは馬車で40分かかる。丹生家の一族はブラックカードよりさらに上の漆黒カードというクレジットカードを所持している。
ティグレファミリー作中に登場するギャング。ドラーゴという別のギャングと対立関係にあり、機密データが保管されたUSBメモリーを偶然拾った椿をドラーゴの刺客と勘違いして命を狙ったが、キリに防がれた。
ドラーゴファミリーティグレファミリーと敵対関係にある。作中では詳しい内容は明かされていない。不明のまま作品が終了したが、ボッスンが中谷さんを探す回ででてきたギャングがドラーゴファミリーではないかという憶測が飛び交っている。
ジェネシス山野辺先生がスケット団に部活設立のために「部活掛け持ち」を依頼した謎のスポーツ。中国発祥らしいが、用語のほとんどが英語であったり、バレーボールを使用したり、ルールが一部適当であったり、試合前に「ウォークライダンス」と呼ばれる舞を踊るなど、色々な面で胡散臭い。ルールには専門用語が多過ぎて、設立審査に来た椿も困惑するほど。最終的には、椿の「部活の掛け持ちは認められない」の一言により、スケット団が今度はジェネシス部設立のための部員募集に駆り出される羽目になる。
ヒュペリオン山野辺先生がスケット団に紹介した謎のボードゲーム。男子はハマるが、女子はハマらないという異例のゲーム。ルールは将棋に似ている。紀元前1000年頃に中国で発祥したとの事だが、ジェネシス同様に用語が英語ばかりだったり、コマのオブジェが近代的だったり、グランドクロスとよばれる間違いなくパクリみたいな板を使ったりと、胡散臭いゲーム。最終的には世界大会に出場するも、出場者がスケット団一行と黄老師の孫2人しかおらず、グダグダな現実に一気に熱が冷めてそのまま帰った。
ファンユン山野辺先生がスイッチに修理を頼んでいたゲーム機。正式名称は「ファンシーユンピョウター」。ファミコンに見えるが、コントローラーのボタンが凸字キーとAボタン~Uボタンと、かなり違う。わかっている範囲では「スペシャルマリコブロークン」というカセットがある。
ファルケンカルタのようなもので、ヒメコ曰く「黄老師の悪ふざけ」。紀元前の中国発祥らしいが、かけ声がドイツ語だったり、中学生らしきキャラが定番キャラだったり、更にはaikoのカブトムシから歌詞の引用をしてたりととても胡散臭い。また、最強のファルケニストになったとき、手と札との摩擦によって火が出る幻の技を「ブレンネン・クライゼル」と言う。集中モードのボッスンが最強のファルケニスト(プレイヤー)になり、札に火をつけて部室が燃えてしまい、懲罰委員会の裁判にかけられた。
登場キャラクター
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